ふくしまを「まるっ」と体感できる『ふくしまル。』
まちをシル × 素材でツクレル × 想いにフレル
南相馬市小高区「GreenVeild(グリーンヴェイルド)」では
ふくしまの素材にこだわったものづくり体験ができます(^^)/♪
ふくしまル。の仲間たち #2
南相馬農地再生協議会
農地とまちを元気にする工夫と願いから生まれた
南相馬産なたね油「油菜ちゃん」
もう一度作物を作りたいけれど、
震災前と同じように買ってもらえるかどうか。
被災した農家さんにとって、その心配はとても大きなものでした。
ナタネは、数ある作物中で土中の放射性物質を吸収する力が最も強く、
栽培することで、少しずつではあるけれど土中のセシウムを減らすことができるのです。
農地の再生のために植えたナタネ
吸収したセシウムは、茎や葉、種子の絞りかすには残りますが
放射性物質は水溶性なので、油には移行しません。
チェルノブイリでの効果を、福島で生かそう!と始動。
南相馬市の有機農家、杉内清繁さんを中心に、7人の生産者が栽培。
沿岸部から中山間地までたくさんの菜の花畑が広がり、南相馬産なたねオイルが誕生しました。
名前は「油菜ちゃん」。
命名とラベルのデザインは、地元の相馬農業高校の生徒さんが考案。
菜の花の精とミツバチをイメージした、小さな女の子がトレードマーク!
日本の食用油の原料は、9割以上がカナダやオーストラリアなどの外国産。
しかも遺伝子組み換え品種が大部分を占める中、国産のなたねを搾った油菜ちゃんは、とても貴重な存在です。
同じ地域でがんばるひとたちとのコラボ商品
相馬農業高校の後輩たちが6次化に取り組んだドレッシング、
小高とうがらしプロジェクトとコラボした「辛油」も登場。
お取り寄せ🌱全国配送OK!
HP
油菜ちゃん公式Facebookページ
薬剤や熱処理を行わない、低温圧搾法で、菜種をそのまま絞った油だからこそ、
クリームや石けんなど食用以外のアイテムにも安心して使うことが出来ます。
2018年2月 地元・南相馬市原町区信田沢(しだざわ)に搾油所が誕生!
菜種の作付けから収穫・搾油・濾過等、製品として完成するまで「純・南相馬市産」を実現。
生産に関わる地域の人たちや、県内外からプロジェクトを支える人たち、
油菜ちゃんファンの方たちといっしょに種まき会やお花見会も開催しています^^
目指す夢は、地元の作物から搾る「地油」の仲間が増えること。
南相馬の大地と人が、元気を取り戻すこと。
そしていつか、なたねを搾った残さからバイオガスを取り出して、エネルギーも自給。
環境共生型の未来を築いていきたい——
そんな夢を描いています。
一般社団法人 南相馬農地再生協議会
福島県南相馬市原町区錦町二丁目67
TEL/FAX 0244(23)5611
HP
油菜ちゃん公式Facebookページ