11月16日、外国人含む27名様が「福島第一原発20km圏内ツアー」に参加されました。
バスの中の様子。様々な国からお越しいただきました。先にお渡ししたガイドブックに目を通される方や、バスの車窓からの様子を見られる方がいらっしゃいました。
浪江町にある請戸漁港にて。漁港内には見晴台があり、天辺からは福島第一原発の排気塔が見えます。
見晴台には、震災前の請戸漁港の様子と震災後の請戸漁港の様子が展示されております。写真はツアーに来られたお客様方。文章を英語にて説明していると思われます。
富岡第二中学校体育館にて。体育館内は震災直後避難場所として開放されていましたが、その後福島第一原発事故による緊急避難指示が発令され、当時の状況のままとなっています。体育館内には入れませんので、ドア越しに中の状況を見たり、写真を撮られる方がいらっしゃいました。
体育館の中の状況です。
富岡第二中学校の教育目標。熱心にみていらっしゃいました。
富岡第二中学校校舎。敷地内は手入れがされておらず、草が生えわたっていました。中には背丈ほどの草も。
富岡第二中学校前。近くには民家も多数ありました。しかし、ほとんどの家々はカーテンが締まり、門が締まり、住んでいる(戻ている)様子が全くありませんでした。参加者様の皆様はどのようにかんじられたのでしょうか。。。
短時間でのご案内で、各所駆け足でのご案内となりました。しかし、言葉が通じなくとも、ご自身の目で見て、肌で感じたことで、少なからず今の福島の現状を知っていただいたかと思います。それぞれの国に帰り、福島の「今」を伝えいただけることが、私たちの切なる願いです。皆さま、福島にきていただきありがとうございました。